※2019年9月30日をもって、7payのサービスが廃止されることになりました。
7pay(セブンペイ)2019年9月末でサービス終了へ チャージ残高の返金方法は?
7pay(セブンペイ)は、セブン&アイグループが提供するコード決済サービスです。スマホアプリ(セブン-イレブンアプリ等)でバーコード・QRコードを表示させて提示するだけで、支払いが完了するキャッシュレス決済サービスです。
本人確認不要で、簡単に使い始められます。年齢制限はありません(未成年者は、親権者の同意が必要です)。
7payについて、簡単にまとめてみました。
(2019年7月1日現在の情報です)
※2019年7月4日から、7payへの不正アクセス発生に伴い、7payへの新規登録が停止されています。また、すでに登録した方も全てのチャージが停止されています。チャージ済みの残高、および取得済みのクーポンは利用可能です。
詳しくはこちら
7pay(セブンペイ)不正アクセス発生に伴い、新規登録・全てのチャージ方法が停止に おにぎり無料クーポンも取得できず
もくじ
使えるお店
2019年7月1日からまずは、セブン-イレブンで使えるようになります。
今後は、セブン&アイグループの各店舗(イトーヨーカドー、デニーズ、ロフト、ヨークマート、西武百貨店、そごう、タワーレコード、赤ちゃん本舗など)やショッピングモール(アリオ、池袋ショッピングパークなど)でも順次使えるようになる予定です。
また、セブン&アイグループ以外のお店などでも使えるようになる予定もあります。
貯まるポイント・バッジ・マイル
7pay(セブンペイ)で買い物をすると、nanacoポイントが貯まります(2日後に付与)。
税別200円ごとに1ポイント貯まります。商品によってはボーナスポイントが加算される場合もあります。
貯まったnanacoポイントは、1ポイント=1円相当で7payにチャージできます。nanaco(電子マネー)にチャージすることもできます。
※セブン-イレブンアプリに紐付けているnanacoにポイントが貯まります。紐付けていない場合は、nanacoネットポイントが貯まります(nanacoカードが無くても、7pay利用でポイントは貯められます)。
※セブン-イレブンでは、2019年10月31日まではキャンペーンポイントとして税別200円ごとに1ポイントが上乗せされ、通常ポイントと合わせて税別200円ごとに2ポイントが貯まります。キャンペーンポイントは、当月分がまとめて翌月7日に付与されます。
また、セブン-イレブンでの買い物では、セブン-イレブンアプリのバッジやセブンマイルも自動的に貯まります(アプリに紐付くため、会員コード画面の提示は不要です)。
※セブンイレブンでポイントが付かない商品・サービス(7payでの支払いは可能です)
・セブンネットショッピング以外のインターネットショッピング商品店頭受取り時の店頭払い
・切手・印紙・ハガキ・年賀ハガキ
・クオ・カード
・テレホンカード
・プリペイドカード
・プリペイド携帯カード
・ビール券・酒クーポン券
・タバコ
・映画券・前売券
・地区指定ゴミ袋・ゴミ処理券
・他金券等に準ずるもの
還元率
7pay(セブンペイ)の還元率は、以下の通りです。
・通常還元率は0.5%(200円ごとに1ポイント)
セブン-イレブンなどでは、以下の通りとなります。
(通常は税別金額に対して還元されますが、ロフト・アリオ内のテナントでは税込銀額に対して還元されます)
2019年7月1日~8月31日
・通常還元率 0.5% + キャンペーンポイント還元率 0.5%(合計で200円ごとに2円相当)
2019年9月1日~10月31日
・通常還元率 0.5% + キャンペーンポイント還元率 0.5% + セブンマイルプログラム還元率 0.5%(合計で200円ごとに3円相当)
2019年11月1日~
・通常還元率 0.5% + セブンマイルプログラム還元率 0.5%(合計で200円ごとに2円相当)
チャージ方法
7pay(セブンペイ)は、事前に残高をチャージして支払いに使います。
チャージする方法は、以下の通りです。
・セブン-イレブンのレジ
レジでは現金でチャージできます。レジで店員に「セブンペイにチャージしたい」と伝え、コード画面を提示してチャージ金額を支払います。1回のチャージ上限は49,000円までです。
・セブン銀行ATM
ATMにQRコードを読み取らせて、現金でチャージすることができます。1回のチャージ上限は100,000円までです。
・nanacoポイント
nanacoポイントから、1ポイント=1円相当でチャージすることができます。アプリ上で操作でチャージできます。1回のチャージ上限は100,000ポイントまでです。
・クレジットカード、デビットカード
あらかじめ登録したクレジットカード、デビットカードからチャージすることができます。1回のチャージ上限は30,000円までです。
7payへのチャージでクレジットカードにポイント等が貯まるかどうかは、クレジットカード会社によります。
・セブン銀行口座
セブン銀行デビット付きキャッシュカードからチャージできます。事前に登録が必要です(登録後にすぐチャージできます)。1回のチャージ上限は30,000円までです。
※オートチャージ機能はありません。
※チャージした残高を返金することはできません。
※チャージ上限は10万円です。
登録できるクレジットカードは?
7payへのチャージで登録できるクレジットカードは、以下の通りです。
・セブンカードプラス、セブンカード(ゴールドも含む)
・クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン(ゴールドなども含む)
・JCB(一部対象外のカードあり)
・VISA、MasterCard(MUFGカード、DCカード、NICOSカード、UFJカード、三井住友カード、セゾンカードが発行するもの)
VISA、MasterCardでも、上記の通りカード発行会社によっては登録できませんので、注意が必要です。
ほかの支払い方法との併用は?
7payの残高が足りない場合は、以下の支払い方法と併用して支払うことができます。
・現金
・クオカード
・セブン&アイ共通商品券
7payにその場でチャージして追加で支払うことも可能です(3回、合計30万円まで)。ただし、同じ端末で利用する7payに限ります(複数の端末の7payを組み合わせて支払うことはできません)。
残高確認、利用履歴
7payのマネー残高は、アプリ上でリアルタイムで確認できます。
また、アプリ上で利用履歴も確認できます。
決済音はヒャダインさん作曲
7payで支払ったときに流れる決済音は、ヒャダインさんが作曲したものとなるそうです。決済音は、チャージしたときにも流れます。
電子マネーnanacoとの違いなど
7payと電子マネーnanaco(ナナコ)は、貯まるポイントは同じ(nanacoポイント)ですが、基本的には別のサービスです。
残高は別々となり、7payと電子マネーnanacoとで残高を移行することはできません。
nanacoは公共料金・税金等の支払いやインターネット代金収納(宅配商品のコンビニ前払い含む)などに使うことができますが、7payではこれらの支払いには現段階では使えません(2019年度中に対応する予定とのこと)。
nanacoと7payを組み合わせて支払うことはできません。7payの残高不足分は、現金等で支払うことになります。
スマホを使った決済サービスなので、ガラケーなどでは使えません。また、スマホのバッテリーが無くなったり、通信ができない状態での使用もできません(セブンイレブンなどでは無料Wi-Fiがあります)。
「7pay」の読み方は「セブンペイ」です。ナナペイ、ナナコペイなどではありません。
そのほかの注意点など
・「Kyash」(キャッシュ)アプリで発行したクレジットカード番号は登録できませんでした。
・セブンイレブンアプリで配信されるクーポンを使う場合、まずはクーポン画面(バーコード)を提示して、そのあとに7payのコード画面を提示する流れになります(クーポン画面から1タップで7payの画面に移れます)。
LINE Payやファミペイなどのように、あらかじめクーポンをセットしておくような使い方はできません。
セブンイレブンで使えるコード決済、そのほかの支払い方法