※(2021年3月30日追記)「dポイント スーパー還元プログラム」は、2021年7月9日(還元率アップ期間)をもって終了します。
コード決済のd払い・電子マネーのiD(dカード)での支払いで、通常付与されるポイントに加えて、最大7%のポイントが上乗せ還元される「dポイント スーパー還元プログラム」が、2019年6月10日からスタートしました。
d払いで支払い方法にdカードを設定しているケースでは、通常還元率が最大1.5%(d払い0.5%+dカード1%)なので、「dポイント スーパー還元プログラム」が適用されると合計最大8.5%の還元率となります。
iD(dカード)での支払いでも、通常還元率が1%なので、「dポイント スーパー還元プログラム」が適用されると合計最大8%の還元率となります。
マツモトキヨシや紀伊國屋書店など、dカード特約店では通常決済ポイントに加えて0.5%~3%程度の特約店ポイントが貯まりますので、これらの店舗でid(dカード)を使うと、合計最大11%程度の還元率にもなります。
「dポイント スーパー還元プログラム」で上乗せして還元されるポイントは、dポイント(期間・用途限定)で、進呈日から3か月間有効です。
※2019年11月10日より、d払いの支払い方法が「dカード以外のクレジットカード」の場合、「dポイント スーパー還元プログラム」による還元の対象外となります。
もくじ
プログラム対象期間
「dポイント スーパー還元プログラム」が適用される期間は、2019年6月10日~(終了期間未定)の支払い分が対象です。
還元率アップ期間は当月10日~翌月9日で、前月1日~前月月末の判定期間の実績をもとに還元率が決まります。
エントリーを忘れずに(1回のみ)
「dポイント スーパー還元プログラム」が適用されるには、エントリーが必要です。期間中に1度エントリーすればOKなので、忘れないうちにエントリーしておきましょう。
エントリーはこちらのページから
還元率アップの判定条件
還元率アップとなる判定条件は6つあります。すべて満たすと、最大還元率の+7%となります。
ドコモユーザーであっても最大還元率の+7%とするのはハードルが高く至難の業なので、還元率が+2%~+3%程度になれば御の字でしょう。
・dポイントプログラムでプラチナステージ(+1%)
当月がプラチナステージで還元率アップの対象となります。プラチナステージとなるには、「ドコモ回線の継続契約期間が15年以上」、または「dポイント獲得数が前々月までの6か月間で累計10000ポイント以上」が条件です。6か月間でdポイントを10000ポイント以上貯めるのは至難の業なので、現実的にはドコモ回線を長期で契約している人が対象となるでしょう。
・dカードでのドコモ利用料金支払い(+1%)
前月末時点でドコモ利用料金の支払いにdカードを設定すると還元率アップの対象となります。
ちなみに注意点として、ドコモ利用料金の支払いにdカードを設定しても、その支払い金額に対してdポイントは付与されないので、そのほかのクレジットカードを支払いに設定したほうが通常はお得です。毎月のドコモ利用料金が多い方は、dカード以外のクレジットカードを設定しておいたほうがトータルでは特になるケースもありそうです。
・dマーケット等の利用(+2%)
dマーケットの19サービスと、ひかりTV for docomoのうち、いずれかの利用があれば還元率アップの対象となります。
対象サービス:dTV、dTVチャンネル、dマガジン、dヒッツ(300円・500円)、dフォト、dアニメストア、dグルメ、dヘルスケア(300円・500円)、dキッズ、dエンジョイパス、dジョブ スマホワーク(有料オプション)、dミュージック(月額コース)、ひかりTV for docomo
・いちおしパックの利用(+1%)
いちおしパックを前月末時点で契約していると還元率アップの対象となります。これは、月額500円(税別)で「スゴ得コンテンツ」「my daiz」「クラウド容量オプション プラス50GB」が使えるドコモユーザー向けのサービスです。すでに利用中の方は良いかもしれませんが、還元率アップのためにわざわざ契約するほどのサービスではないと思います。
・DAZN for docomoの契約(+1%)
DAZN for docomo(ダゾーン フォー ドコモ)を前月末時点で契約していると還元率アップの対象となります。通常は月額1750円(税別)のDAZNが、ドコモユーザーならば月額980円(税別)で利用できるサービスです。
・Disney DELUXEの契約(+1%)
Disney DELUXE(ディズニーデラックス)を前月末時点で契約していると還元率アップの対象となります。
これは、ディズニーやピクサーなどの動画コンテンツが、月額700円(税別)で見放題となるサービスです。
2020年5月10日からの判定条件
還元率アップ判定条件が、2020年5月10日以降(利用分)は、以下のとおり変更となります。
また、ポイント還元対象決済金額の上限が、月間15,000円まで(毎月10日~翌9日)となります。最大還元率の7%の場合、ポイント還元上限は1,050ポイントとなります。
さらに、2020年5月10日以降は、「お知らせ通知」配信の同意が必要となります(初期設定ではON)。
・dポイントプログラムでプラチナステージ(+1%)
当月がプラチナステージで還元率アップの対象となります。プラチナステージとなるには、「ドコモ回線の継続契約期間が15年以上」、または「dポイント獲得数が前々月までの6か月間で累計10000ポイント以上」が条件です。6か月間でdポイントを10000ポイント以上貯めるのは至難の業なので、現実的にはドコモ回線を長期で契約している人が対象となるでしょう。
・dポイントをためた回数(+0.5%または+1%)
前月のdポイントをためた回数が50~99回だと+0.5%、100回以上だと+1.0%となります。1日あたり約2回以上はdポイントをためる必要があり、かなりハードルの高い条件となっています。dポイントカードとd払いの両方に対応しているお店ならば、1回の買い物で2回分カウントを目指すことも可能でしょう。
・dカードでのドコモ利用料金支払い(GOLD会員限定)(+1%)
前月末時点で、dカードGOLD契約者がドコモ利用料金の支払いにdカードを設定しておくことで還元率アップの対象となります。dカードGOLDは年会費が税抜1万円かかりますが、ドコモ利用料金が10%ポイント還元になるので、実質的な年会費の負担はそれほどありません。
・ネットのお店の買物金額(+1%または+2%)
前月に利用した以下のネットのお店の買物の合計金額で判定し、20,000~49,999円だと+1.0%、50,000円以上だと+2.0%となります。
「d払いネットでの買物」「ドコモ払いでの買物」「SPモードコンテンツ決済での買物」「dマーケット等(月額・都度課金)での買物」
d払い・ドコモ払いに対応している通販サイトは増えてきていますが、最低でも月間2万円以上を利用しないと還元率アップの対象にならないため、ハードルが高そうです。
・dカード請求額(+1%または+2%)
前月のdカード請求額(毎月10日の確定請求額)で判定し、100,000~199,999円だと+1.0%、200,000円以上だと+2.0%となります。
大きな金額の買い物をすることがあれば良いですが、毎月継続的にdカードで10万円以上を利用するのはなかなかハードルが高そうです。