観光庁による支援で各都道府県が実施する旅行需要喚起策の事業「全国旅行支援」が、2022年10月11日から順次スタートしています(12月27日宿泊分まで)。
2023年は、1月10日からスタートし、3月31日宿泊分までが対象となります(ただし、各都道府県ごとに予算が無くなり次第終了)。
「全国旅行支援」は、宿泊代金・ツアー代金が40%割引となり、さらに地域クーポンが1,000円分または3,000円分(1人1泊あたり)配布されることで、お得に旅行ができる仕組みです。
※2023年1月10日以降は、宿泊代金・ツアー代金が20%割引、地域クーポンは1,000円分または2,000円分(1人1泊あたり)配布
これまで各都道府県ごとに実施されていた「県民割」「ブロック割」では、対象者が近隣都道府県に住む人に限られていましたが、「全国旅行支援」では居住する都道府県に関係なく割引が受けられます。割引を受けるには、参加者全員分のワクチン・検査パッケージ制度に基づく証明書等と身分証明書の提示が必要です。
もくじ
全国旅行支援の概要(2023年実施分)
※全国旅行支援の細かい条件等は、各都道府県ごとに一部異なります。以下は、一般的な内容です
実施期間:2023年1月10日~2023年3月31日
※宿泊を伴う場合は、2023年4月1日チェックアウト分まで
※各宿泊施設・旅行会社に配分されている予算の上限に達した場合は、期間中でも割引対象外となります
割引率:旅行代金の20%
割引上限:交通付旅行商品・・・5,000円、それ以外(宿泊のみ・日帰りツアーなど)・・・3,000円
※割引上限は、1人1泊あたりの金額(日帰りの場合は1人1日あたりの金額)
※1度の旅行で7連泊が上限(期間中の回数は制限なし)
配布される地域クーポン:平日・・・2,000円、休日・・・1,000円
※1人1泊あたり(日帰りの場合は1人1日あたり)
※宿泊の場合は、土曜日に場合が「休日」(月曜日が祭日の場合は、その前日の日曜日も「休日」)、それ以外の日が「平日」です。日帰りの場合は、土曜日・日曜日・祭日が「休日」で、それ以外の日が「平日」です。
支援対象となる旅行代金の下限額:平日3,000円、休日2,000円
※1人1泊あたり(日帰りの場合は1人1日あたり)
支援対象者:
・国内居住者 ※新型コロナウイルス感染状況により、対象の居住地が制限される場合あり
・ワクチン・検査パッケージ制度の条件を満たしていること
必要書類:
・身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書、旅券、在留カード、特別永住者証明書、 海技免状等国家資格を有することを証明する書類、障害者⼿帳等各種福祉⼿帳、船員⼿帳、戦傷病者⼿帳、官公庁職員⾝分証明書等、健康保険等被保険者証、介護保険被保険者証、年⾦⼿帳、年⾦証書等)
・新型コロナウイルスのワクチン接種歴(3回以上)の証明書、または陰性証明書 ※いずれもコピー、画像、アプリなど可。
全国旅行支援の概要(2022年実施分)
※全国旅行支援の細かい条件等は、各都道府県ごとに一部異なります。以下は、一般的な内容です
実施期間:2022年10月11日~2022年12月27日
※宿泊を伴う場合は、2022年12月28日チェックアウト分まで
※各宿泊施設・旅行会社に配分されている予算の上限に達した場合は、期間中でも割引対象外となります
割引率:旅行代金の40%
割引上限:交通付旅行商品・・・8,000円、それ以外(宿泊のみ・日帰りツアーなど)・・・5,000円
※割引上限は、1人1泊あたりの金額(日帰りの場合は1人1日あたりの金額)
※1度の旅行で7連泊が上限(期間中の回数は制限なし)
配布される地域クーポン:平日・・・3,000円、休日・・・1,000円
※1人1泊あたり(日帰りの場合は1人1日あたり)
※宿泊の場合は、土曜日に場合が「休日」(月曜日が祭日の場合は、その前日の日曜日も「休日」)、それ以外の日が「平日」です。日帰りの場合は、土曜日・日曜日・祭日が「休日」で、それ以外の日が「平日」です。
支援対象となる旅行代金の下限額:平日5,000円、休日2,000円
※1人1泊あたり(日帰りの場合は1人1日あたり)
支援対象者:
・国内居住者 ※新型コロナウイルス感染状況により、対象の居住地が制限される場合あり
・ワクチン・検査パッケージ制度の条件を満たしていること
必要書類:
・身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書、旅券、在留カード、特別永住者証明書、 海技免状等国家資格を有することを証明する書類、障害者⼿帳等各種福祉⼿帳、船員⼿帳、戦傷病者⼿帳、官公庁職員⾝分証明書等、健康保険等被保険者証、介護保険被保険者証、年⾦⼿帳、年⾦証書等)
・新型コロナウイルスのワクチン接種歴(3回以上)の証明書、または陰性証明書 ※いずれもコピー、画像、アプリなど可。
利用方法
全国旅行支援により割引を受けるには、以下の方法があります。
・対象宿泊施設に直接予約する(ウェブサイト、電話等)
・OTA、旅行会社経由で対象宿泊施設を予約する(ウェブサイト、電話、店頭等)
・OTA、旅行会社経由で対象日帰り旅行商品を予約する(ウェブサイト、電話、店頭等)
予約・申込時に、全国旅行支援による割引の適用を申し出る(またはクーポンを適用する)必要があります。
※開始前に予約した場合は、あとから申請することで割引が受けられます
また、必要書類(参加者全員分の身分証明書+接種証明書)を、宿泊施設でのチェックイン時(またはツアー等の集合時)に提示する必要があります。
必要書類が不足していた場合や、支援対象外だった場合(ワクチン接種回数が3回に満たない場合や、陰性証明書の期限が切れている場合など)は、割引が受けられず、地域クーポンも受け取れません。
なお、全国旅行支援では、各宿泊施設や旅行会社ごとに、あらかじめ予算が割り振られており、割引額・地域クーポンの配布が予算の上限に達した場合は、その時点で終了となります。割引対象外となったことを理由にキャンセルするような場合でも、所定のキャンセル料が発生し、キャンセル料に対する補助はありません。
対象宿泊施設・地域クーポン対象店舗
全国旅行支援の対象となる宿泊施設や、地域クーポンの利用可能店舗については、各都道府県ごとの公式サイトでご確認ください。
(観光庁)全国旅行支援 都道府県一覧
全国旅行支援の地域クーポンは、以前実施されていたGoToトラベルの地域共通クーポンとは異なります。
・利用できるのは、旅行先の都道府県内のみです(隣接する都道府県では利用不可)
・有効期間は、都道府県により異なります
・利用できる店舗は、GoToトラベルの地域共通クーポンとは異なります(GoToトラベルのポスター・掲示物が残っているお店でも、全国旅行支援の地域クーポンが使えるとは限りません)
全国旅行支援の地域クーポンが使えるお店は、GoToトラベルの地域共通クーポンほどに多くはなく、都道府県によってはかなり少ない場合もあります。地域クーポンが使えるお店をあらかじめ調べておくと、スムーズに利用できるでしょう。
なお、有効期間内に使いきれなかった地域クーポンは無効となります。返金してもらうことはできませんのでご注意ください。
旅行会社の予約サイト
全国旅行支援に対応している、おもな旅行会社(OTA)のウェブサイトをまとめてみました。
※全国旅行支援の適用方法、既存予約の申請方法、適用条件などは、サイトごとに異なります。また、各旅行会社(サイト)ごと・各都道府県ごとに、予算上限に達した場合は、支援受付が終了します
・楽天トラベル
あらかじめクーポン取得が必要。対象施設・ツアー予約時にクーポン適用により割引
・じゃらん
クーポンの事前取得は不要。対象施設・ツアー予約時にクーポン適用により割引
・Yahoo!トラベル
対象施設予約時に自動的に割引適用
・一休.com
対象施設予約時に自動的に割引適用
・るるぶトラベル
対象施設はクーポンコード自動入力により割引適用
・JTB 国内宿泊予約
・ジャルパック
各都道府県ごとの専用ページからの申込で割引適用
・日本旅行
適用条件を満たしていれば割引が自動適用
・ANAトラベラーズ
全国旅行支援専用ページからの申込で割引適用
・ANAスカイツアーズ
・スカイパックツアーズ