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teppay(テッペイ)

teppay(テッペイ)とは?JR東日本のコード決済の使い方・チャージ方法・ポイント還元率・Suicaとの違いを解説

※本記事は2026年10月12日時点で、teppay公式サイト・公式FAQ・JR東日本のプレスリリース(2026年10月6日発表)をもとに作成しています。サービス開始前の情報を含むため、仕様は変更される可能性があります。ご利用前に必ずteppay公式サイトで最新情報をご確認ください。

teppay(テッペイ)とは

teppay(テッペイ)は、JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)が提供するコード決済サービスです。新しいアプリをダウンロードするのではなく、モバイルSuicaのアプリの中に機能として追加される形で提供されます。

サービス開始日は2026年10月20日(火)11時以降、順次となっています。モバイルPASMOのアプリでも2027年春に利用開始が予定されています。

これまでのモバイルSuicaは、改札やお店の端末に「タッチ」して使う交通系電子マネーでした。teppayはそこに、PayPayや楽天ペイのような「QRコード・バーコードで払う」仕組みを加えるものです。

teppayでできることは、大きく分けると次の4つです。

  • お店でのコード決済(2万円を超える買いものにも対応)
  • teppay残高を家族や友人に送る・受け取る
  • teppay残高からSuica(交通系IC残高)へのチャージ、モバイルSuica定期券などの購入
  • 「teppay JCBプリカ」を使ったオンライン決済

teppayの基本情報

項目内容
サービス名teppay(テッペイ)
提供会社東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
開始日2026年10月20日(火)11時以降順次
利用アプリモバイルSuica(モバイルPASMOは2027年春開始予定)
決済方式コード決済(コード提示・QRコード読み取り)、オンライン決済(teppay JCBプリカ)
主なチャージ方法ビューカード、銀行等の金融機関口座、現金(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
支払い方法teppay残高支払い、ビューカード連携支払い
基本のポイント還元teppay残高払い:0.5%(teppayポイント)/ビューカード連携支払い:1%(JRE POINT)
残高の上限最大30万円(本人確認の状況により異なる)
利用できるお店teppayマーク・Smart Codeマークのあるお店など
利用年齢モバイルSuicaに準じる(iOS:満13歳以上、Android:満12歳以上。いずれも小学生を除く)

teppayの始め方

teppayの利用には、モバイルSuicaのアプリをインストールし、モバイルSuicaの会員登録をしておく必要があります。すでにモバイルSuicaを使っている人は、新たな会員登録は不要です。

サービス開始に合わせて、モバイルSuicaの利用規約の改定と、teppay会員規約の制定が予定されています。規約を確認して同意すると、teppayが使えるようになります。

始め方の流れは次のとおりです。

  1. モバイルSuicaのアプリにログインする(未登録の場合は会員登録。新規登録にはJRE IDが必要)
  2. アプリ内の「teppay」アイコン(ⓣ)をタップして、teppayの画面に切り替える
  3. teppay画面の「はじめる」をタップし、チャージ方法を登録してチャージする
  4. お店でコードを見せる、またはお店のQRコードを読み取って支払う

チャージ方法の登録時には、SMS認証や本人確認(eKYC)が必要になる場合があります。

teppayはモバイルSuicaのアプリ内のサービスなので、スマートフォンのホーム画面にteppay単独のアイコンは表示されません。また、teppayの機能だけを非表示にしたり削除したりすることはできませんが、teppayを使わなくても、モバイルSuicaはこれまでどおり利用できます。

利用時の注意点

  • 通信環境がない状態(オフライン・圏外)では利用できません
  • Apple Watchでは利用できません(iPhoneのアプリから利用)
  • メンテナンス時間中は残高の送受信などが利用できません

teppayとSuica(交通系IC)の違い

teppayを理解するうえでいちばん大事なのが、「teppay残高」と「Suicaの残高(交通系IC残高)」は別物だという点です。同じアプリの中にありますが、お財布が2つあるイメージです。

比較項目teppay残高交通系IC残高(モバイルSuica)
支払い方法コード決済(見せる・読み取る)端末にタッチ
鉄道・バスの乗車不可可能
残高の上限最大30万円2万円
残高の移動teppay残高 → 交通系IC残高へチャージ可能交通系IC残高 → teppay残高へは移動不可
送る・受け取る可能不可
使えるお店teppayマーク・Smart Codeマークのあるお店など交通系電子マネー加盟店

注意したいのは次の2点です。

  • teppay残高のままでは電車やバスに乗れません。乗車するときは、teppay残高から交通系IC残高にチャージしておく必要があります
  • Suicaが使えるお店と、teppayが使えるお店は同じではありません

JR東日本によると、交通系電子マネー加盟店は全国約235万店舗以上(2026年8月末時点)です。teppayは、これとは別に、teppayマークのあるお店やSmart Codeマークのある全国170万か所以上(2026年3月末時点)などで使えます。

2万円を超える買いものができる

Suica(交通系IC)の残高上限は2万円のため、これまでモバイルSuicaでは高額な買いものができませんでした。teppayでは、次のように2万円を超える支払いが可能です。

  • teppay残高払い:マイナンバーカードによる本人確認を行うと、最大30万円まで決済可能
  • ビューカード連携支払い:クレジットカードの利用限度額まで利用可能

JR東日本は、ホテルや百貨店、家電量販店などでの利用を想定例として挙げています。

teppay残高へのチャージ方法

teppay残高へのチャージ(入金)方法は、主に次の4つです。公式FAQによると、teppayへのチャージに手数料はかかりません。

チャージ方法主な条件・ポイント
ビューカード登録できるクレジットカードはビューカードのみ。登録にはSMS認証が必要
銀行等の金融機関口座登録には本人確認(eKYC)が必要
現金(コンビニATM)セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで1,000円単位
他のユーザーから受け取るteppay残高を送ってもらう

ビューカードからチャージ

teppayに登録できるクレジットカードは、JR東日本グループのビューカードのみです。それ以外のクレジットカードからのチャージには対応していません。

モバイルSuicaのアプリにビューカードを登録している場合でも、teppayへは別途登録が必要です。登録は「サービス一覧」→「アカウント」→「連携サービスの管理」→クレジットカードの「登録」から行います。カード番号・名義・有効期限を入力すると、ビューカードに登録している電話番号にSMSで8桁の番号が届くので、それを入力すれば完了です。

銀行口座からチャージ

銀行口座の登録には、マイナンバーカードによる本人確認(eKYC)が必要です。

登録できる金融機関は、JRE BANK、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行のほか、りそな銀行、埼玉りそな銀行、イオン銀行、各地の地方銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫など多数あります。自分の口座が対応しているかは、公式サイトの登録可能な金融機関一覧で確認してください。

現金(コンビニATM)でチャージ

セブン銀行ATMとローソン銀行ATMで、現金でチャージできます。セブン銀行・ローソン銀行の口座は不要で、手数料もかかりません。チャージは1,000円単位です。

手順は次のとおりです。

  1. teppay画面で「入金」→「現金(ATM)で入金(チャージ)」をタップ
  2. ATMで「スマートフォンでの取引」または「チャージ」「QRチャージ」を選択
  3. ATMに表示されたQRコードをteppayで読み取る
  4. アプリに表示された4桁の数字をATMに入力
  5. 現金を投入し、チャージ額がteppayに反映されたら完了

なお、駅の券売機やVIEW ALTTE(ビューアルッテ)では、teppay残高への現金チャージはできません。

チャージできないもの・チャージの注意点

  • 交通系IC残高(Suica残高)からteppay残高へのチャージはできません
  • JRE POINTからteppay残高へのチャージはできません
  • オートチャージ機能は現時点ではありません(JR東日本は今後の追加を検討中としています)
  • チャージ上限額(1回・1日・1か月あたり)は、本人確認の状況やチャージ方法によって異なります。一部の金融機関やカード会社で別の上限が設けられている場合もあります。具体的な金額は公式FAQで確認してください

teppayの支払い方法

お店で支払う(コード決済)

お店での支払い方法は、「コードを見せる」方式と「コードを読み取る」方式の2つです。

コードを見せて支払う場合

  1. teppay画面で「支払う」をタップ
  2. 「コードを表示」をタップ
  3. 表示されたコードをお店の人に読み取ってもらう

お店のQRコードを読み取って支払う場合

  1. teppay画面で「支払う」をタップ
  2. 「コードをスキャン」をタップし、お店のQRコードを読み取る
  3. 支払金額を入力して「つぎへ」をタップ
  4. お店の人と金額を確認して「支払う」をタップ

どちらの場合も、支払い完了画面で支払い金額と獲得予定ポイントを確認できます。

teppay残高支払いとビューカード連携支払い

teppayでは、支払い時に「teppay残高支払い」と「ビューカード連携支払い」を切り替えられます。

比較項目teppay残高支払いビューカード連携支払い
事前チャージ必要不要
利用上限最大30万円(本人確認済みの場合)クレジットカードの利用限度額まで
たまるポイントteppayポイント(0.5%)JRE POINT(1%)
teppayポイント・バリチケ・商品券の利用可能不可
クーポン・キャンペーン・くじ利用可能利用可能

ビューカード連携支払いは、teppay残高・teppayポイント・バリチケ・商品券と併用できません。一方で、クーポン・キャンペーン・くじとは併用できるとされています。

オンラインショッピングで支払う(teppay JCBプリカ)

teppayのアプリ内で「teppay JCBプリカ」を発行すると、teppay残高を使ってネットショッピングやモバイルオーダーの支払いができます。オンライン上のJCB加盟店で、クレジットカード情報の入力欄にteppay JCBプリカのカード情報を入力して使います。

  • 発行にはマイナンバーカードによる本人確認が必要
  • 発行手数料・年会費は無料
  • 使える金額はteppay残高が上限(使いすぎ防止になる)
  • 一部の加盟店や、月額・継続契約の支払いには使えない場合がある
  • 支払い時に3Dセキュアの認証を求められる場合がある

発行は「サービス一覧」→「バーチャルカード」から、teppay JCBプリカ利用規約に同意して手続きします。

Suicaへのチャージ・定期券などの購入

teppay残高は、モバイルSuicaの交通系IC残高へのチャージに使えるほか、次の購入にも使えます。

  • モバイルSuica定期券
  • Suicaグリーン券
  • モバイルSuicaで購入できるおトクなきっぷ

Suicaへのチャージは、teppay画面の「交通系ICに残高移動」から行います。アプリにSuicaが複数枚ある場合は、チャージしたいSuicaをモバイルSuica画面に表示してから操作します。

定期券は「サービス一覧」→「残高で定期券購入」から購入できます。ただし、一部アプリ操作だけでは購入できない区間・経路があります。

teppay残高で購入した定期券・グリーン券・おトクなきっぷを払いもどした場合、払いもどし額はteppay残高に返金されます。teppayの利用停止中や退会時に払いもどしをしても返金されない点に注意してください。

また、JR東日本のプレスリリースでは、teppay残高によるえきねっとでのチケット購入にも触れられています。対応範囲や開始時期は公式サイトで確認してください。

teppayポイントの貯め方・使い方

還元率は0.5%(200円ごとに1ポイント)

teppay残高で支払うと、支払い金額の0.5%分のteppayポイントがたまります。公式FAQでは「決済額200円ごとに1ポイント付与」と案内されています。teppay JCBプリカによるネット決済も基本的に同様です。ポイントの反映までは、利用から1週間程度かかります。

公式サイトでは、次のような例が紹介されています。

支払い金額もらえるteppayポイント
25,000円125ポイント
10,000円50ポイント
7,000円35ポイント

一方で、次の利用にはteppayポイントがつきません。

  • teppay残高での交通系IC残高(Suica)へのチャージ
  • モバイルSuica定期券・Suicaグリーン券・おトクなきっぷの購入

なお、ビューカード連携支払いではteppayポイントではなく、支払い金額の1%分のJRE POINTが付与されます。そのほかにも、ポイントが付与されない利用先がある点に注意してください。

通常ポイントと期間限定ポイント

teppayポイントには、「通常ポイント」と、有効期間がある「期間限定ポイント」の2種類があります。

  • 通常ポイント:teppay残高での支払いでたまるポイント
  • 期間限定ポイント:クーポンやキャンペーンの特典として付与されるポイント

teppayポイントの使い方

teppayポイントは1ポイント=1円相当として、teppay残高での支払い時に1ポイントから使えます。ポイントやバリチケ、商品券を支払いに使いたい場合は、「あなたの残高」画面で「自動利用」をオンにします。ビューカード連携支払いではteppayポイントは使えません。

また、teppayポイント(通常ポイントのみ)はJR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」に交換できます。交換には、teppayとJRE POINTの連携登録が必要です。期間限定ポイントは交換できません。交換レートや交換単位などの詳細は、公式サイトのteppayポイントを交換するで確認してください。

teppayポイントは他の人に送ることはできません。

teppay残高を送る・受け取る

teppay残高は、ユーザー同士で送ったり受け取ったりできます。たとえば、親から子どもへ交通費やお小づかいを送り、子どもがそれを交通系IC残高にチャージして通学に使う、といった使い方が想定されています。

送る方法は次の3つです。

  • 相手の電話番号またはteppay IDを指定して送る
  • 残高送付用のQRコードを作り、相手に読み取ってもらう
  • 残高送付用のURL(リンク)を作り、相手に送る

いずれも、teppay画面の「残高を送る・受け取る」から操作します。送付時にはメッセージを添えることもできます。

逆に、相手に支払いをお願いする「請求」機能もあります。相手を指定して請求する方法と、請求用のQRコード・URLを作って相手に送る方法があります。

送る・受け取るときの注意点

  • 送れるのはteppay残高のみ。teppayポイントやSuica残高は送れません
  • 受け取る側もモバイルSuicaの会員登録とteppayの利用開始が必要です
  • 電話番号で相手を探すには、相手側で「自分を電話番号で検索可能にする」をオンにしておく必要があります
  • 相手が受け取る前であれば、送付の取り消しができます
  • 「受け取りを断る」を押すと、残高は送付元に戻り、同じURLからは再度受け取れません
  • 心当たりのない相手から請求が届いた場合は、支払わずに辞退できます
  • 受け取りを自動で行う設定も可能です
  • 送付・受け取りには上限額が設けられています(利用状況によって異なります。1か月は1日〜末日で計算)。具体的な金額は公式FAQで確認してください

2027年春にモバイルPASMOでのサービスが始まると、モバイルSuicaとモバイルPASMOの間でもteppay残高の送受信ができるようになる予定です。

本人確認(eKYC)でできること

teppayの本人確認は、マイナンバーカードを使って行います。本人確認をすると、次のサービスが使えるようになります。

  • 銀行口座からのチャージ
  • teppay JCBプリカの発行
  • 本人確認済みの人が対象のキャンペーンへの参加
  • teppay残高の保有上限額の引き上げ
  • 自治体からの給付金等の受け取り

本人確認に必要なものは次のとおりです。

  • カードタイプのマイナンバーカード(有効な電子証明書が搭載されたもの)
  • 署名用電子証明書パスワード(マイナンバーカード発行時に設定した6〜16桁の英数字)
  • マイナンバーカードを読み取れるNFC対応のスマートフォン

マイナンバーカード以外の本人確認書類は使えません。スマートフォンのウォレットアプリに登録したマイナンバーカードでも本人確認はできないので、カード本体を用意してください。本人確認では、モバイルSuicaのアプリに登録している氏名(カナ)・生年月日・郵便番号と照合が行われます。

手続きは、teppay画面の「サービス一覧」→「本人確認」から行います。

バリチケ・商品券・クーポン

teppayには、残高やポイントのほかに次のような仕組みもあります。

  • バリチケ(地域限定バリュー):特定の地域やお店での支払い時に、teppay残高と合わせて使える期間限定のデジタルチケット
  • 商品券:対象の地域やお店でteppay残高と合わせて使えるデジタル商品券(商品券の利用分にはポイントがつきません)
  • クーポン:アプリ内で配信されるクーポン

いずれも、ビューカード連携支払いとは併用できません(クーポンを除く)。内容は地域や時期によって異なるため、アプリや公式サイトで確認してください。

teppayを使う前に知っておきたい注意点

  • モバイルSuicaを退会(払いもどし)すると、teppayの登録も無効になり、teppay残高やポイントはすべて失効します。別のモバイルSuicaに移すことはできません
  • 機種変更をする場合は、所定の手続きが必要です。事前に公式FAQを確認してください
  • 残高を超える取引が発生した場合などに、teppay残高がマイナスになることがあります。その場合はチャージしてマイナスを解消する必要があります
  • teppay残高やポイントで支払った分は原則すぐに反映されますが、通信環境によって表示が遅れることがあります

まとめ

teppayは、モバイルSuicaのアプリの中で使える、JR東日本のコード決済サービスです。Suicaの「2万円まで」という上限を超えた買いものができ、家族間で残高を送り合え、そのままSuicaへのチャージや定期券の購入にも使えるのが特徴です。

一方で、teppay残高とSuica残高は別物で、teppay残高のままでは電車に乗れないこと、Suica残高からteppay残高へは戻せないこと、使えるお店がSuicaとは異なることには注意が必要です。

ポイントは、teppay残高払いなら0.5%のteppayポイント、ビューカード連携支払いなら1%のJRE POINTがたまります。ビューカードを持っている人は、連携支払いを中心に使うと事前チャージも不要で便利です。

サービス開始を記念したキャンペーンも2026年11月から始まります。キャンペーンについては別記事で詳しく紹介しています。

※本記事の内容は2026年10月12日時点の情報です。チャージ・送金の上限額など一部の数値は公式サイトで個別に案内されています。利用条件や仕様は変更される場合があるため、最新情報は必ずteppay公式サイトおよびteppay公式FAQで確認してください。

参考

-teppay(テッペイ)
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